FreeBSD(98) ハンドブック : 30分でわかるシステムの再構築 : configファイルの中身 : シリアル、パラレルポートに関連するオプション
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1.2.7. シリアル、パラレルポートに関連するオプション

シリアルポートとプリンタポートに関連するオプションです。

device sio0 at isa? port 0x30 tty irq 4 vector siointr

内蔵RS-232Cドライバーです。内蔵RS-232Cポートを使用する場合は このように指定して下さい。

device sio1 at isa? port 0xd? tty irq 5 flags 0x101 vector siointr

マイクロコアのMC16550/MC16550II/MC-RS98を使用する場合は、 このように指定してして下さい。2つ目のチャンネルは以下のように 指定します。 <hr>

device      sio2    at isa? port 0x8d? tty flags 0x101 vector siointr
<hr>

このとき、前述の ``options COM_MULTIPORT'' を指定しておいて下さい。 portおよびirqはボードで設定した値を記述して下さい。MC-RS98では、 d? の部分を b?e? に 変更することによりI/Oアドレスを変更すること が可能ですが、/sys/pc98/pc98/sio.c を変更する必要があります。 flagsは、上位バイトがマスターsio番号で、下位バイトのb0がマルチ ポートデバイスのフラグです。内蔵RS-232Cインターフェースを使用 せず、sio0からMC16550を使用する場合は、 <hr>

      device          sio0    at isa? port 0xd? tty irq 5 flags 0x001 vector siointr
      device          sio1    at isa? port 0x8d? tty flags 0x001 vector siointr
<hr> のようにflagsを変更して下さい。また、AIWAのB98-01を使用する場 合は、 <hr>
      device          sio1    at isa? port 0x00d1 tty irq ? vector siointr
      device          sio2    at isa? port 0x00d5 tty irq ? vector siointr
<hr> としてください。同時に前述の ``options B98_01'' を指定しておいて 下さい。portはボードで設定した値を記述して下さい。irqは自動的に 設定されます。

options ``COM_MULTIPORT''

マイクロコアのMC16550/MC16550II/MC-RS-98を使用する場合は指定 して下さい。

options ``B98_01''

AIWAのB98-01を使用する場合は指定して下さい。

device lpt0 at isa? port ``IO_LPT'' tty

プリンタを使用する時は指定して下さい。


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