FreeBSD(98) ハンドブック : FreeBSD(98) Snapshot Policy : FreeBSD(98) Snapshotを使用する際の注意事項
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4.2. FreeBSD(98) Snapshotを使用する際の注意事項

もし、FreeBSD(98) Snapshotを使用しようとした場合は、 以下の点に注意して作業を行なって下さい。

  1. 移植チームはFreeBSD(98) Snapshotに致命的な不具合の無いよう 注意していますが、ディスクの内容を破壊するような致命的な 不具合が含まれている可能性があります。必ず必要な バックアップを完全にとってから使用して下さい。
  2. FreeBSD(98) Snapshotは正式リリースではありません。一部に 移植が間に合っていない機能が含まれている可能性があります。 そのため、前の正式リリースでは動作していた機種で 動作しなくなったものが存在する可能性があります。また、 正式リリースではないため、次の正式リリースでは仕様が 変更になる可能性があります。
  3. FreeBSD(98) Snapshotはバグフィックスバージョンではありません。 もちろん、多くの不具合が修正されていますが、 正式なものではありません。今後、仕様が変更される可能性が あります。また、新たな不具合が発生している可能性があります。
  4. FreeBSD(98) Snapshotはオリジナルのバグを修正していません。 FreeBSD-currentやFreeBSD Snapshot Releaseに含まれている 不具合はそのまま受け継いでいます。
  5. FreeBSD(98) Snapshotに含まれるドキュメントも移行作業途中の ものであり、FreeBSD(98) Snapshotの状態を反映していない 記述が含まれていることがあります。インストールを含めて十分注意 しておこなう必要があります。(FreeBSD(98) Snapshot用の インストールガイドは作成しません。)また、バージョン番号が前の 正式リリースバージョンのものと、次に予定されている正式 リリースバージョンのものとが混在していることがあります。
    FreeBSD(98) Snapshotに附属のドキュメントの記述を 全面的に信用してはいけません。
  6. Relnote.98に記載されたファイルの一部が用意できないことがあります。
  7. インストール時にはもとになったIBM版のバイナリを入手してから 行なって下さい。前の正式リリース版のバイナリを使用した場合、 不具合が発生する可能性があります。これを忘れたことによる 不具合が報告されると、移植作業が混乱するので御協力下さい。


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