ヘルプの利用

ブートローダのオンラインヘルプは、状況に応じて内容を切替えます。 たとえば、選択しているメニューアイテムに関する情報を表示したり、 起動オプションを編集している場合は、カーソルがある位置のオプションに関する 情報を表示します。

操作キー

上矢印: 前リンクの選択
下矢印: 次リンクの選択
左矢印, Backspace: 前トピックに戻る
右矢印, Enter, スペース: リンクを進む
Page Up: 1ページスクロールアップ
Page Down: 1ページスクロールダウン
Home: 最初のページに移動
End: 最後のページに移動
Esc: ヘルプの終了

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Splashモードの選択

F3でsplashスクリーンモードを変更できます。 カーネルオプションのsplashを直接設定できます。

native splashスクリーンを無効化 (splash=0 と同じ)

silent カーネルと起動メッセージのすべてを無効化して、進行状況のみ 表示

verbose ピクチャとカーネル、起動メッセージを表示

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言語とキーボードレイアウトの選択

F2でブートローダで使う言語とキーボードレイアウトを変更できます。

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プロファイルの選択

F4でプロファイルを選択できます。 プロファイルに保存しておいた設定で、システムが起動します。

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起動オプション

splash -- splashスクリーンの動作
apm -- 電源管理の切替え
acpi -- advanced configuration and power interface
ide -- IDEの制御

カーネルオプション: splash

slpashスクリーンは、システムが起動するときに表示する画像のことです。

splash=0
splashスクリーンを無効にします。 古いモニタやエラーが発生する場合などに有効です。

splash=verbose
splashスクリーンを有効にして、カーネルと起動 メッセージを表示します。

splash=silent
splashスクリーンを有効にしますが、メッセージは表示しません。 進行状況を示すバーが表示されます。

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カーネルオプション: apm

APMはコンピュータで利用されている2つの電源管理方式のうちの1つです。 ラップトップ型のコンピュータで主に必要な機能を提供しており、ディスクの サスペンドや、シャットダウン後の電源オフなどを行います。 APMはBIOSに依存しており、これが正しく機能していないと、利用が制限されたり 場合によってはコンピュータそのものが使えなくなることがあります。 そのため、このパラメータを無効にすることもあります。

apm=off -- APMを無効化

とても新しいコンピュータでは、新しい方式のACPIよりも 有効なことがあります。

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カーネルオプション: acpi

ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) は、オペレーティング システムとBIOSの間で電源と設定の管理を行う標準インタフェースです。 デフォルトでは、2000年より新しいBIOSを検出した場合にacpiが 有効になります。一般的にACPIで使われるパラメータには、以下のものが あります。

pci=noacpi -- PCI割込みにACPIを使わない
acpi=oldboot -- 起動に関わりのあるACPIのみ有効化
acpi=off -- ACPIを完全に無効化
acpi=force -- 2000年以前のBIOSでもACPIを有効化

新しいコンピュータでは、apmではなく こちらを使います。

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カーネルオプション: ide

IDEは多くのデスクトップコンピュータで使われています。 このIDEで何らかの問題が発生した場合は、以下のカーネルパラメータを 使って回避できることがあります。

ide=nodma -- IDEドライバでDMAを使わない


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